一週間にゃんだがーどにお世話になりました。
毎日朝晩散歩して、田村ののどかな自然や地元の人と触れ合えてよかったです。散歩しているとみんな声をかけてくれてかぼちゃをもらったりしました。ボランティアの方も全国各地からで、みんなびっくりするくらいの動物好きでかわいがってあげていました。
9月15日に福島を出て宮城の仙台に行きました。初めて町を見たときは東京かと思うくらい都会でした。安宿がいっぱいでしたが梅鉢というゲストハウスの方のご好意で宿の外のテントにとまらせてもらえることになりました!ここはいろんなボランティアの人が活動の拠点に宿泊していくっておっしゃっていました。特別に刺身定食も作ってくださるとっても素敵なご夫妻でした。
宿主さんのお勧めで塩釜にある市場にいきました。ちょうど戻り鰹の時期でたくさんのかつおを売っていました。
あと、ここはめばちマグロの有名な土地でなまのめばちマグロを食べることが出来ました。旬だし冷凍じゃないし、本当においしかったです。
かいがんせんをとおって、友達と待ち合わせた石巻に行きました。おらほのふっこういちというイベントがあって、石巻の復興を願って地元の方方とボランティアが作り上げた祭りだそうです。
竹とんぼや移動図書館、足湯のブースや地元の屋台がたくさんあってとってもにぎやかでした。
その場所は4000人が住んでいるという最大の仮設住宅の隣にありました。こんなにたくさんの仮設団地が集合しているところは見たことがなかったのでびっくりしました。
大きいがために、自分の本当の家から離れて暮らさなければいけない人もたくさんいて近所づきあいなどが出来ないという問題もあるそうです。
そして、そして、なんとまつりに日の出国のお祭り男がきました。
なおといんてぃらいみ!
ナオトインティライミ!
やー、ほんとにミーハーですいません。地元のおばちゃんや演歌のカラオケ大会の雰囲気だったのですが、小さなステージで歌ってくれました。
震災からずっと被災地の学校でライブをしたり力仕事を手伝っているそうです。
さすがアーティスト、プロです。一気に会場を盛り上げてくれてみんなをひとつにしてくれました。
祭りのあとに友達と石巻の被害を見に行きました。
どこの町もそうですが、本当に悲惨です。
自分の目で見ないとわからないです。観光地だった商店街はゴーストタウンのようで地元の人だけでなく、観光客も被害にあったそうです。
半島に住んでいる人は、被害があってもなお自分の土地に住むことを主張しているそうです。
石巻を夕方に出て、南三陸町、気仙沼、など海岸線の被災地を回りながら、一ヶ月ぶりに大船渡に着きました。
今回はさんさんの会が休止中なので、all handsというアメリカの団体でボランティアすることになりました。
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