2011年10月22日土曜日

にゃんだがーど

福島では、にゃんだガードというボランティア団体にお世話になりました。

原発20km圏内にいる犬や猫たちを救出して、その心と体の傷を癒して飼い主さんのもとに返したり、新しい里親さんを探したりしています。
犬たちは、1匹ずつ自分のスペースがあって家と毛布がしかれています。
一日の流れは、朝にゃんだがーどの事務所の周りをボランティアが交代で散歩に連れて行きます。
数によっては2週、三週しないといけないです!犬たちがみんな散歩に行けるように。
帰ってから、犬1頭1頭にあったえさと水をあげて、猫の部屋の世話をします。
猫は猫部屋というプレハブ小屋6部屋に分かれていてその中に1匹ずすケージがあって子猫は一緒に、大きい猫は1匹ずつ飼われています。
餌と便のチェックをして、仕事が終わったらボランティアのご飯の番です。


20km圏内に取り残された動物はまだまだいるそうです。
飼い主を待ったまま、鎖もつながれていないのに家の前で餓死している動物もたくさんいるそうです。
20km圏内は地震の被害があったにもかかわらず手付かずのままなので道路が起伏していたり、いろんなものが破壊されていても植物やつたが生い茂っている不思議な場所だと聞きました。
仕事が終わったら、自由時間なので動物たちと遊んであげたり、話しかけたりしてスキンシップを大事にします。
ここの動物は幸せそうな顔をしているな、とほかの団体の人が言っていました。救出されても、人手が足りず劣悪な環境で管理されている動物もいるそうです。

7ヶ月たってようやく保護された動物たち。いったいどんな苦労をして、何を見てきて生き延びたんだろうと思います。最初につれてこられたときはおびえていたり、凶暴であったりするそうです。

動物たちも災害の被害者だと思いました。にゃんだがーどでは、里親さんを探し中なので、もしペットを買おうと考えてたら、どうかにゃんだがーどのペットを飼ってやってください。

みんなそれぞれ性格が違って、面白いし、かわいいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿