2011年9月10日土曜日

仮設住宅

私が参加しているボランティア団体は、いろいろなことを考慮して弁当を配っているそうです。
被災者が一定の年齢以上であること、母子家庭であること、車がないこと、被災者が仕事を見つけられないことなどです。
仮設住宅は、さまざまなところにあり、大体は被災地の地域の方の元の住まいの近くに建設されています。ただ、津波被害を受けないように高台の上や、急な坂の頂上などに建てられているため一人暮らしの足腰の弱いお年寄りがどうやって外を出回って歩けるだろう?と思います。
一人暮らしのお年寄りにはなるべく声をかけて、お話をするようにしています。でも、時間内にお弁当を配らなくちゃいけないし、待っている人がおられるのであいさつ程度になってしまうのが現状です。
「時間があればゆっくりしていけばいいのに」「日中は家族は出ていて、ずっと一人ぼっち」などの声を聴きました。
ボランティアの人に、一人暮らしのお年寄りの住まいはガスメーターの動向もチェックするようにいわれました。それは、阪神大震災で起こった孤独死を防ぐためだということです。
仮設住宅には、集会所のようなみんなが集まれる場所がどこも作られているそうです。車いすの方の住まいには、スロープも設置されています。でも、場所によってはアスファルトが整備されてないので、車いすが入りにくいところもあります。



いつも、お弁当を届けるときはみなさんいつも笑顔で挨拶してくれますが胸の内はどんなだろうと思います。自分は元気でいなきゃなと思いました。

震災のイベント用に鶏肉50kgの仕込みをみんなでしました。
大船渡の皆さんは、震災で多大な被害にあわれましたが決して海の悪口は言わない、海から恩恵を受けてきたから、と地元ボランティアの方が言っていました。

3 件のコメント:

  1. がんばっているようで安心した、無理すんなよ!
    困った事があったら言ってね、こちらでも何かしらできると思う、5人もいるから!!

    のむさん

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  2. のむさんありがとうございます!自分ら世代は、復興世代らしいっす。でも、被災地と他の場所の温度差をかんじましたんでできることをやってきたいです。復興はまだまだで方向性も決まっていないみたいです。

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  3. こんにちは。

    まだお若い方なんでしょうか?
    ボランティアをしたくても諸事情で参加出来ないのも
    実情です。
    積極的に参加すればいいのですが・・・
    って言い訳に聞こえますか?

    だからボラやっている方達のブログを拝見させてもらって
    被災地の様子を私なりに理解するようにしています。
    今の自分には後方支援しか出来ませんが、
    報道が薄れる中でいつも被災地の事を思うようにしています。

    まだまだ先は長くボランティアさんの力はこれからも必要だろうと思います。

    無理せず続ける事を大切にしましょうね

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